【握力鍛錬の王道】COCグリッパーの選び方

ハンドグリッパー

こんにちは。いおです。
今回はCOCグリッパーを買う時にどのモデルを選べばいいのか分からないという方向けに、COCグリッパーの選び方と、日々のトレーニングに必須級のおすすめモデルをご紹介していきます。

COCグリッパーの「COC」は製品名の略称で、正式名称と販売元のメーカー名は以下のとおりです。

  • 正式名称:Captains Of Crush(キャプテンズオブクラッシュ)
  • メーカー:Iron Mind社(アイアンマインド社)

COCグリッパーの知名度は非常に高く、ハンドグリッパーの王様とも言えるくらいです。その人気ぶりは日本だけでなく世界でも共通です。その証拠にYouTubeで「COC Grippers」などで検索すれば、国内のみならず世界中の握力トレーニー達によって投稿された動画がヒットします。Instagramでも同様に「#coc3」とか「#4」といったタグ名で検索すると数千件ヒットしています(Instagramの場合は「COC」で検索するとハンドグリップじゃなくアプリゲームの「クラッシュオブクラン」が引っかかってきちゃうようなので、COCの後ろにモデルごとのナンバーを入れて検索すると良いかもしれません)。

といった具合に、「COCグリッパー」はもはや世界共通の言語といっても過言ではありません。
言い換えれば、あなたが今閉じることを目標にしているグリッパーを同じように目標にしてトレーニングしている人が世界中に存在するということです。その事実を知れるということだけでも日々のトレーニングのモチベーションに繋がりますよね。SNS発展の恩恵はこういった所にもあるものですね。

COCグリッパーの選び方

初めてハンドグリッパーを購入するのであれば自分の握力の数値に近い強度のモデルを買いましょう。
そのためには握力計が必須ですので、まだ持っていないという方はグリッパーの前に握力計を買うことをおすすめします。Amazonなどで売っている2,000円くらいの物で全く問題ありません。

COCグリッパーのラインナップは全11種

COCグリッパーには現在、G(ガイド)からno4までの11種類のラインナップが展開されています。
元々COCグリッパーにはno1以下の強度、そして1.5のような0.5刻みの強度は存在しませんでしたが、no2からno3、no3からno4というように、ナンバーが上がれば上がるほどモデル間の強度差が広がっていき、攻略が難しいことからナンバー間の強度を埋めるようなモデルが登場したんじゃないかと思います。ガイドやスポーツといった低強度モデルの登場も割と最近の出来事です。

グリッパーをクローズするために必要なおおよその握力

モデルごとにグリッパーを閉じるために必要な握力を以下にリストしました。

  • G(ガイド):20kg
  • S(スポーツ):30kg
  • T(トレーナー):45kg
  • 0.5(ポイントファイブ):50kg
  • no1 :60kg
  • no1.5 :65kg
  • no2 :70kg
  • no2.5 :80kg
  • no3 :90kg
  • no3.5 :105kg
  • no4 :120kg

2本以上買えるのであれば、自分の握力の数値に近いモデル(今の実力で閉じれそうな強度)を1本、さらにその一個上と一個下の強度をそれぞれ買っておくと、トレーニングにバリエーションが増えて効率良く鍛えられます。

例えばギリギリ閉じられそうなグリッパーをno1としたときは、0.5と1.5を購入。
そうすれば0.5で回数をこなす中強度トレーニング、1.5で神経系を鍛えるネガティブトレーニングが可能になります。

また、グリッパーの強度に関してはメーカーの公表値は実際閉じるために必要な握力の数値とは異なります。モデルごとに必要な握力は概ね上記の通りですが、セットクローズやCCSを理解されている方はこちらでセットフォームごとに必要な握力の目安を一覧にしていますので、よろしければご覧ください。

リンク先記事で説明している、#2.5以下のグリッパーをクローズするのに必要な握力が、上記の一覧と異なるのはセットクローズを理解されているかどうかによる難易度の差です。
セットの仕方についても同記事内で説明していますが、分からないという方はまずは「セットクローズ」列の値を握力の目安にしていただいて問題ないかと思います。

余裕があれば#G(ガイド)も買っておいて損はない

基本的なトレーニングに関しては①自身の握力に近い強度のグリッパー、②更に上の強度のグリッパー、③更に下の強度のグリッパーの3本があればまずは効率的なトレーニングができるとお話しました。しかし、ある程度のレベルになってくると、グリッパー攻略にはセット技術の習得が必要不可欠になってきます。COCグリッパーのシリーズ最低強度である#G(ガイド)を1本持っておくことで、セットクローズの練習やハンドルや指かけの位置の確認・調整を指にほとんど疲労を与えずに行うことができます。弱いから必要ないというのは間違いで、いろんな練習に活用できるCOCのガイドは購入しても絶対に困らないと言えます。

COCグリッパーと安いハンドグリッパーの明確な違い

はっきり言って他のメーカーから販売されているハンドグリップと比べれば値段は高いです。ただ、高いものには高いなりの理由があり、COCグリッパーと安物グリッパーとの明確は違いは「ハンドルが滑らないこと」です。COCグリッパーのハンドルは金属製かつローレット加工がされており、力強く握っても手が滑りにくい造りになっています。安いグリッパーだとハンドル部分はプラスチック製、ローレットもないのでどちらが滑りにくいかは実際に握ってみると明らかです。
それにCOCグリッパーは強度ごとに細かくナンバリングされており、その表記は海を渡っても共通のため目標にしていた強度を閉じたときは「このモデルを閉じた!」という達成感が凄くあります。

後述

いかがでしたか。ネットで「握力 鍛える」とか「ハンドグリッパー」で検索すると、かなりの確率でCOCグリッパーが上位表示されるので、COCグリッパーの名前は知っているけど。。。という人は是非一度買ってトレーニングしてみてください。COCグリッパーはno3以上からCCS(キャッシュカードセット)の認定制度もありますので、認定を目標にトレーニングされるのもいいですね。

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