数少ない読者のみなさま、大変おまたせいたしました。
更新する事を怠け、いつかやろう…と思ってたら前回の更新から1年以上経ってました。。笑
今年は頑張って頻度伸ばしていこうと思います。
さて、年も明けて2023年。全国の握力トレーニーの方々はいかがお過ごしでしょうか?
私は新年一発目から嬉しい事がありました。
初詣に行って引いたおみくじが、まさかの「大吉」でした。
毎年おみくじは引くんですが、ここ数年の記憶は小吉、末吉ばかり。
良くて中吉って感覚が染み付いてたので、大吉を引けるポテンシャルがまだ自分にあった事に驚きました。
仕事も趣味もなかなか良い事が書いてある。
占いとかは信じないタイプですが、おみくじ通りの1年になるように仕事もトレーニングも取り組んでいきたいですね。
かなり脱線しましたが、そろそろ本題に戻ります。。
指が太い人のイメージ
身体を鍛えてる人は気になってるんじゃないでしょうか。
私も手が華奢な方なので、ごつくて太い指をしている人を見ると、「漢の手」って感じで憧れがありました。胸筋や広背筋、大腿四頭筋なんかの大きな筋肉だと比較的短期間でトレーニングの効果を感じやすいですが、指くらい小さな筋肉だと目に見えて「太くなった」と実感するには長い時間と労力です。
私も過去、筋トレのおかげで身体のサイズは順調に成長していくものの、指は細いままというか、手だけ筋トレを始める前と何も変わっていない気がして、指を太くするトレーニング方法を探したりしてました。
土木とか、力仕事をしている方々にはごつい手をしている人が多い印象ですが、デスクワークをしていて全く力を使わない仕事でも、力士のような厚い手をしている知り合いもいるので不思議なものです。
指が太い人の共通点
指の長さ、太さ、厚さ、形は先天的なステータスが大きい事は事実ですが、自分が今まで見てきた中で「ごつい指してるな」と思った人は、大体以下4つのどれかに当てはまってました。
父親の手が大きい(遺伝)
手がでかいって人はだいたい父親の手が大きいです。先述した「デスクワークなのに力士みたいな手をしてる人」も、聞くとお父さんの手が大きいらしい。
この理屈で行くと、私の父親は手が大きく指も太い方なので、遺伝してくれれば自分も大きかったはずなんですが、しっかり遺伝してたらこんな記事は書いてないですからね。
手のサイズでいうと19cmくらい(手首のシワから中指の先まで)なので、日本人の平均的なサイズではあります。しかし、トレーニングをしている人だったり、グリップ系の競技をしている人からするとやはり小さい部類に入ります。
身長も父・祖父ともに180cm以上あったのに対し、自分は177cmしかないので、背の低い母方の遺伝子の比率が高かったのかも・・・
なので、この説には例外もあるみたいです。
太っている
単純ですが、体重を増やせばそれに伴って指も太くなります。太ってるのに指だけ細いなんて人、見たことないですよね?(偏見)
見た目を犠牲にしても良いなら一番簡単に指を太くする方法です。
日常的に指に負荷のかかる仕事をしている
土木等の日常的に指先に負荷がかかるような仕事をし始めてから指が太くなった、という話は良く聞きます。地元のペンキ屋のおっちゃんなんかもハチに手刺されたん?ってぐらい分厚い手をしてます。
元々そんなに指は太くないし、トレーニングをしているわけでもないのに指が太いという人はこの理由に該当するのかなと思います。仕事に適応してごつい手になっていったという事ですね。
専門的に指および握力を鍛えるトレーニングを継続している
先天的に手が大きいわけでもなく、力仕事をしているわけでもない、そして指のために太りたくはないという人が指を太くする唯一の方法です。
私の場合、ハンドグリッパーをメインとした握力トレーニングを3年続けて、人差し指のサイズが6.2cm→6.5cmに上がりました。多少ですが他の指も付随して太くなっているはずです。
ただ、握力向上を目的としたトレーニングが指を太くする事に直結するかと言うと「イエス」ではないかもしれません。他の記事でもお伝えした内容ですが、握力には3つの種類に分けられます。
ハンドグリッパーを閉じるのに使うのは「クラッシュ力」ですが、これは指だけでなく、手のひら全体の力を使います。対して「ピンチ力」は「つまむ力」なので、より指先の力を必要とします。このことから、指を太くするために必要な握力としては以下のような優先度になります。
ピンチ力 > クラッシュ力 > ホールド力
握力を鍛えるのであれば3種とも万遍なくトレーニングするのが理想的ですが、今回は指を太くするための「ピンチ力」寄りのトレーニングをご紹介します。
指を太くするトレーニング3選
ブロックウエイト
ピンチ力といえばもうこれでしょう。ブロックウエイト。界隈では言わずとしれたピンチ力強化の最適解です。持っているだけで所有欲を満たされ、次々と数を増やしていってしまう魔性のアイテムです。
国内では伊藤鉉鋳工所さんやアート工房 Kさんから販売されています。
ただ、アート工房 Kさんは2022年末で営業を終了してしまうようですので、ブロックウエイトをご希望の方は伊藤鉉鋳工所さんで購入すると良いでしょう。
重量は30lbs~60lbsまで5lbs刻みでラインナップしています。初心者や初めての方は30か35lbsから始めるのがオススメです。
スーパーグリッパー
ローレットカットされたハンドルでハンドグリッパーに近い感覚ながら、スプリングを調整する事で幅広い強度でトレーニングが出来るスーパーグリッパー。ハンドグリッパーに近い形状なのでクラッシュ力の強化目的のように感じますが、指先でハンドルをつまむように持ってクローズさせることでピンチ力のトレーニングが可能な万能アイテム。私はブロックウエイトを数セットやった後にこのスーパーグリッパーで親指、人差し指、中指を順番に追い込んでいます。安い割にいつまでも使える。
指立て伏せ
指立て伏せがピンチトレーニングか?と言われると違うかもですが、指の「芯」の強化には必要な種目だと思っています。普通の腕立てが連続50回以上できる人でも指立て伏せを10回以上出来る人はなかなかいないと思います。懸垂と片手懸垂くらい難易度が違います。
5本指で慣れてきたら1本ずつ抜いていき、負荷を上げていくと良いですね。
逆に5本指でもできなさそうなら、ヒザをついた状態から始めてみましょう。
指立て伏せはとにかく怪我しやすいので無理しない程度にやることが重要です。
まとめ
今回は指を太くするトレーニングを3種紹介しました。指の強化には「ピンチ力」が重要とお話しましたが、何事もバランスは大事でして、「クラッシュ力」「ピンチ力」「ホールド力」万遍なく鍛える事で怪我の抑制にもつながります。
特に指先は経験上、本当に怪我しやすいし、一度怪我してしまうと痛みが長引く事が多いです。
トレーニング後は入念にストレッチやアイシングをしたり、サプリメントで栄養を補ったりしながら継続をしてみましょう。