【セット別一覧表】COCグリッパーを閉じるために必要な実際の握力

ハンドグリッパー

握力を強くしたいですか?
握力の強さは生涯の健康寿命の長さに比例するという学術もあるようなので強いことに越したことは無いです。

さて、握力を鍛えよう!と思って最初に手に取るトレーニングアイテムといえばハンドグリッパーじゃないでしょうか?
その中でも特に有名なのが通称「COCグリッパー」。COC=Captains Of Crushの略で、アメリカのトレーニング機器を取り扱うアイアンマインド社から販売されているグリッパーです。

ネットで「ハンドグリッパー」とググれば一度は目にしたことがあるほどの高い知名度を誇るハンドグリッパーの王道とも言えるCOCグリッパーですが、

実際に握ってみると商品ページに表記されている強度より軽くない?って疑問を抱いた時ありませんか?

握力計を持っているとわかりやすいですが、例えばナンバー2であれば強度約88kgと表記されていますが、実際には握力70kg中盤もあれば閉じれたかと思います。

実はその疑問が正解です。

ネットに転がっているCOC(captains of crush)グリッパーの強度情報というのは、ハンドルの中心部に圧力をかけたときに必要な強度を算出してるため、実際に閉じるために必要な握力より高い数値が表記されています。
(手でグリッパーを閉じるときは普通、ハンドルの端までしっかり握って全体に均等に力を加えるので機械的に一点に加圧して閉じる場合より少ない力で閉じれるという事です。)

この記事ではメーカーの強度表とは別に、実際にグリッパーを閉じれる握力の目安を実体験を元に一覧にしました。
セット別に一覧にしていますので、日々のトレーニングの参考にしていただければ幸いです。

グリッパー強度一覧表

一覧表では、①CCS・②BS・③セットクローズ の3つの基本的な閉じ方を基準に数値化しています。

  • CCS(キャッシュカードセットクローズ)
    カードがハンドル端の内側を通る幅から閉じるセットです。
  • BS(ブロックセット)
    1.5inch(約3.81cm)のセッティングブロックがハンドル端の内側を通る幅から閉じるセットです。
  • セットクローズ
    逆手で閉じやすい幅までサポートしながらセッティングしてから閉じる方法
CCSのフォームです。BSは幅1.5インチのブロックで行うセットです。

「セットクローズって何?」という方は以下の記事を参考にしてみてください。

セット別

例)T(トレーナー)グリッパーを通常のセットクローズするのに必要な握力の目安は30kgという感じです。

モデルCCSBSセットクローズ
G15-20kg15kg10kg
S25-30kg25kg20kg
T35-40kg35kg30kg
#0.545-50kg45kg40kg
#155-60kg55kg50kg
#1.565kg60kg60kg
#275kg70kg65kg
#2.585-90kg85kg80kg
#3100kg95-100kg90kg
#3.5120kg110kg100-105kg
#4over140over135over130
※平均強度の個体。TNSやCCSの難易度は手のサイズにも依存するためおおよそです。

セットクローズ評価表

グリッパーをセットクローズ(ディープセット)できたときの一般的な評価もおまけで作ってみました。

グリッパー評価
G一般女性
S女性ならやや強い
T一般男性
#0.5入門
#1トレーニング入門
#1.5初心者卒業
#2中級者
#2.5中級者卒業
#3上級者
#3.5握力界隈でも名前が挙がる
#4崇拝の対象
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