こんにちは。また今回も前回の記事投稿からだいぶ期間が空いてしまいました。
私生活では息子が生まれ、毎日父親として初めてを経験しながら育児に励んでい(るつもり)ます。そんな息子ももうすぐ1歳で、自分でお座りが出来たのがつい先日かのように感じていましたが、最近はもう高速ハイハイ&つかまり立ちダッシュをマスター。目を離す隙もありません。
子どもの成長は本当にあっという間です。毎日できる事が増えていく息子を見て感動する反面、ちょっと寂しさもありますね〜。
お父さんトレーニーあるあるで、まとまった時間が取れなくて筋トレが疎遠になりがちですけど、ぼちぼち時間作って継続したいと思います。
「握力」は全身の筋力トレーニングにおいても重要な要素
本題に戻り、今回は筋肥大目的のウエイトトレーニングにおいても「握力」は超重要だという話をします。ぶっちゃけウエイトトレーニングで重量扱っていれば勝手に握力は付いてきますが、握力はRPGでいうところの装備と一緒。装備を整えて冒険に出れば効率的にストーリーを進められ、逆に装備が貧弱なまま冒険に出ても進められなくはないけど、敵を倒すのに手こずったりして時間がかかります。
握力は身体造りの「土台」
まず考えてもらいたいのが、トレーニングではほとんどの種目で「握る」という動作を必要とすること。デッドリフトや懸垂などの「引く」種目はもちろん、ベンチプレスやカール系の種目でも必要ですし、脚を鍛えるスクワットでもシャフトを固定する意味で常に「握る」ことが必要です。
すなわち、握る動作の安定=動作の安定感に繋がります。
故に手や指は常に負荷がかかる分、ケガしやすいので注意が必要です。
目的の部位を狙ってトレーニングしやすくなる
そして、握る力に余力があれば、意識が効かせたい部位のみに集中することで、より効果的なトレーニングが可能になります。
イメージしやすいのが、より握力を必要とする「引く」種目。懸垂やデッドリフトをするときにリストラップを装着した時とそうでない時でどちらが効かせやすいか?と言われればリストラップ装着時ですよね。握力を鍛え、種目で発揮する握る力に余力を持たせることで、「握る」ことに意識が行かず、効かせたい部位に集中しやすくなります。
では、常にリストラップを付けていればいいのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはリストラップ頼みは最小限に控えるべきだと感じます。誤解を招かないようにしっかりお話すると、リストラップをはじめとしたツールは動作を補助し、ケガの予防にもなるので必要ですが、頼り過ぎは禁物という意味です。
一番高重量を扱えるメインセットからリストラップを使用してしまうと、本来その重量を扱う際に必要な握力がつきませんし、いつの間にか「ツールありき」のフォームポジジョンになってしまうというデメリットもあります。
なので、私は重量を下げた最後の追い込みセットや補助種目で使用するようにしています。
数値が明確で成長を実感しやすい
握力を鍛えるメリットのもう一つは「成長が実感しやすい」こと。何事も継続とは言いますが、トレーニングも継続することに意味があります。続けるためにはモチベーションが必要ですが、ウエイトトレーニングは種目によってはフォームで重量が変わったり、プレートにも重量の誤差があるため、少し重量が増えただけだと前回より成長したのかが実感しにくいです。その実感が無いと段々と筋トレに対するモチベーションが下がってしまうもの。
その点、握力の成長は握力計で数値としてはっきり体感できるので、自分の伸びを細かに感じてベージョンアップにも繋がります。オススメは針で数値を示すアナログタイプの物より、0.1kg単位で表示してくれるデジタルタイプの物。2〜3千円で購入できる握力計で良いのでぜひ購入してみてください。
握力の効果的なトレーニング方法については以下記事で紹介しているのであわせてご覧ください。